フラガール(李相日) |
2007/06/30
14:15 |
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ストーリー | 昭和40年、本州最大の炭鉱として栄えた常磐炭鉱。閉山を目前に、町を救うため“楽園ハワイ”を作ろうと奮闘した人たちがいた。町のため、家族のため、友のため……そして、自分の人生のためにフラダンスに挑んだ炭鉱娘たちの物語。 <br><br>女優たちの魅力をあますところなく引き出した李相日監督が、常磐ハワイアンセンターの誕生を支えた人々の実話を映画化。 | |||
出演 | 松雪 泰子 | 蒼井 優 | 冨司 純子 | |
この映画にいくら出せますか? | 1000円〜〜2000円 | |||
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
☆☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ |
コメント | 私はこういう映画が好きなので高得点。演技とはいえ3ケ月やそこらであれだけのダンスをものにできる女性たちにそれだけで脱帽。ダンスを見ているだけで充分楽しい。当時なんで炭鉱にハワイかとそのちぐはぐさが不思議だったけど、炭鉱での暮らしで生計を立てていた人たちこそ受け入れがたかったに違いない。その新旧入り混じる時代の節目のいきさつが懐かしさをともなった画像で夕陽丘3丁目に近い感慨。 松雪さんの美しさと素敵なフラダンスそれに岸辺一徳のとぼけたようで芯のある演技が光っていた。もちろん蒼井優の最後のソロのダンスは最高。帰ってしまう先生を引き止めるダンスシーンはフラダンスの真髄を伝えていて、楽しいだけでない歌と踊りの魅力に圧倒される。 |
武士の一分(山田洋次) |
2007/06/30
11:49 |
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ストーリー | 下級武士の三村新之丞は、妻の加世と穏やかな生活を送っていた。しかし、藩主の毒見役を務め失明。妻が家禄を守ることと引き換えに、番頭の島田藤弥に弄ばれたことを知った彼は、目が見えぬ体で島田に果し合いを挑む。 |
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出演 | 木村拓也 | 壇れい | 笹野高史 | |
この映画にいくら出せますか? | 1000円〜〜2000円 | |||
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ |
コメント | 木村拓也なら別に見たくないという逆ファンもいる。彼女の名言は「草薙くんは役柄の人物になるけど木村くんはどの役も木村拓也になってるのよ」確かにと思うけれど、この作品はというとそういうにおい無きにしも非ずだけど、そこまで言うのも酷という好演。盲目の演技はいくら木村でも演技力なくしてできるものではない。 いつもながら登場する女性がういういしく美しい。素足の足や襟足などの美しさの描写に女性でもはっとする。監督のメッセージに日本人は穏やかで礼儀正しく、その暮らしぶりは貧しいけれど、清潔であり、農村の美しさにいたってはユートピアを見るようだとかつて欧米人に評されたよき日本人とその暮らしを描いたそうだが、そのメッセージが心にしみた。武士の一分というタイトルも言葉自体がもつ凛とした響きととりりしい武士の生き様をあらわしていて 共感できるが三村の言葉として何度も出てくるのにはいささかしつこくて興ざめな感じがした。 |
不都合な真実(デイビス・グッゲンハイム
) |
2007/05/24
09:56 |
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ストーリー | 地球の危機を訴えるアル・ゴア元アメリカ副大統領のスライド講演の模様を、彼自身の独白を交えつつ構成した97分間の衝撃ノンフィクション!世界各国での講演は1?回を越え、30年以上にも渡るその活動は「人類が地球のために何ができるのか」を訴え続ける闘いの日々であった…。 | |||
出演 | アル・ゴア | |||
この映画にいくら出せますか? | 選んでください〜〜2000円 | |||
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ |
コメント | 悲劇と破滅に向かって突き進んでいるような地球の現実と向き合いながらも、ただ悲観するだけでなく、できることがあなたにもあると強く訴えるゴア氏の真剣さに打たれる。
しかもユーモアをまじえた巧みな話術はさすがで、攻撃的ではなく控えめな発言に好感が持てる。 映像で見る氷河やグリーンランド、そして100kmを泳ぐホッキョクグマなどは言葉よりさらに雄弁。認めることが不都合だとしても、理論や空想や脅かしではなくて、まさに真実だと認めざるをえない。 我々のこれからを問いかけるとても大切で重要なメッセージ。 この映画を見た私は今日から何を変えることができるか? この映画の提案は意外に簡単。 ・電球を蛍光灯に替えましょう。 ・車の停車中はエンジンを切りましょう。 ・リサイクル製品を使いましょう。 ・タイヤの空気圧をチェックしましょう。 ・こまめに水道の蛇口を閉めましょう。 ・エアコンの設定温度を控えましょう。 ・過剰包装・レジ袋を断ってエコバッグを使いましょう。 ・たくさんの木を植えましょう。 そしてあと2項目。 ・環境危機についてもっと学びましょう。子どもたちは地球を壊さないでと両親に言いましょう。 ・映画「不都合な真実」をみて地球の危機について知り、友に見るようにすすめましょう。 皆様も機会があれば是非!!! |
クイーン(スティーヴン・フリアーズ
) |
2007/05/07
09:29 |
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ストーリー | 1997年8月、パリでダイアナが交通事故に遭い、帰らぬ人になった。王家においてダイアナはいつも頭痛の種で、民間人となっていたダイアナの死は本来関係のないことであった。女王はコメントを避けるが、ダイアナを称える国民の声は次第に高まっていく。やがてダイアナの死を無視し続ける女王に、国民の非難が寄せられるようになる。若き首相ブレアは、国民と王室が離れていくことに危機を感じ、その和解に力を注いでいく。 | |||
出演 | ヘレン・ミレン | マイケル・シーン | ジェイムズ・クロムウェル | |
この映画にいくら出せますか? | 1000円〜〜2000円 | |||
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ |
コメント | 確かにヘレン・ミレンの演技は素晴らしい。ほんとに女王に似ているし、気品も風格もそのもの。それでいてそれはメイクだけでなく彼女自身の演技によるものと思わせる。それだけで一見に値する。
ブレア首相も似ているし、チャールズもときどき。 10年前のダイアナの死がよみがえる。 文句無くその魅力にはとりこになった。 英国民でなくとも。 だから彼女の死が過剰なマスコミの犠牲というだけでなく、彼女に対してあまりに冷淡に思えた王室の対応に対する反感を増幅させたいきさつは国民感情として理解できる。彼女の王室の規範を無視した行動や派手な恋愛騒動は批判されるより不幸な結婚が原因と同情の対象になり、母親としての強い愛情は共感を呼び、勇気ある難民救済や地雷撲滅運動は賞賛された。いつだって英国民はダイアナが好きでダイアナの味方だった。 英国と英国民のため個人など無くひたすら貢献してきた誇り高いクイーンにとってそれは理解しがたいこと。皇室を離れた一市民にすぎないダイアナの死にかかわりは無いものとしたい気持ちとは裏腹に英国民が彼女を葬儀の場に引っ張り出す。そしてその場で見るクイーンの限りない美しい気品と風格のある毅然とした態度にあらためてクイーンの存在の大きさと威厳を目の当たりにし王室に対する畏敬の念を再び取り戻す。その間王室と国民の融和に心を砕いて健闘する若きブレアがまた良心的に描かれていて実在の人物に対する評価は高まっても批判は上手く免れる作品仕立て。 だからといってまだ10年前の王室にまつわる事件が ここまで赤裸々に映画化できる国には感嘆。 ただ映画としてはそれだけに終わって 物足りなさもあったけれど。 |
ブラッド・ダイヤモンド(エドワード・ズウィック) |
2007/03/28
08:29 |
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ストーリー | 1990年代後半のアフリカ、シエラレオネでの激しい内戦を描いた社会派アクション映画。“ブラッド・ダイヤモンド”というダイヤモンドの不正な取引をめぐって起きる不毛な争いをサスペンスフルに描く。元傭兵の密売人にレオナルド・ディカプリオ、やり手の女記者にジェニファー・コネリー、家族を愛する漁師役には実際にアフリカ出身のジャイモン・フンスーがふんし、緊迫感あふれる迫真の演技でみせる。地域紛争が激化する“ブラッド・ダイヤモンド”の現実問題に言及した内容について、米国務省が批判したことでも話題となった問題作。 | |||
出演 | レオナルド・デカプリオ | ジャイモン・フンスー | ジェニファー・コネリー | |
この映画にいくら出せますか? | 選んでください〜〜2000円 | |||
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ |
コメント | アフリカの内戦のすざまじさが全編に描かれていて、それがダイヤモンドに起因する シェラレオネのこととわかっても私はほんと何も知らなかったことを知るだけ。その国の名前も存在もましてやこんな激しい内紛も。その内紛に絡むのが紛争地ダイヤモンド(ブラッド・ダイヤモンド)。不正に闇取引され反政府軍の資金源になる。その紛争に巻き込んで、いたいけな子どもに憎悪を教えて兵士に仕立てる方法があまりに痛ましい。おびただしく繰り返される残忍な殺戮で、ただ敵だからと無差別に殺す相手の一人ひとりに命と家族と生活があることをソロモンが訴える。演技を超えていると表現されるほどの演技が迫真。そして真実を追うマディー。欲望むき出しのダニー。3人の演技が最高。デカプリオもすごい。貴公子然としたかつての彼でなく、ただダニーを体現するためだけに賭けている。表情の機微も細やかで胸に迫る哀しみの表情が印象的。美しく理知的で強く感情表現も豊かなマーディも適役。絶対劇場で見るべき映画。ダイヤモンドの輝きに嘘はないとしてもその輝きのために多くの血が流されたかもしれないと知ることは女性にも知って欲しい事実。飢えで失う命も哀しいけれど、救いのない戦いの犠牲になって失う命 も比較しようもないけれど哀しい。見終わった後は残忍さや非情さにうちのめされるとというよりも貫かれた家族愛や友情に救われて意外とすがすがしい。 |
大停電の夜(源孝志) |
2007/03/28
06:41 |
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ストーリー | 『東京タワー』の源孝志監督が豊川悦司ほか豪華キャストを迎え2003年に実際に起きた北米大停電時のエピソードを元に描いたロマンチック群像劇。大規模な停電が起こったクリスマスイブの東京を舞台に、12人の男女の一夜限りの物語を綴る。 | |||
出演 | 豊川悦司 | 田口トモロオ | 原田知世 | |
この映画にいくら出せますか? | 選んでください〜〜2000円 | |||
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ |
コメント | これでもかというほど光あふれる東京の夜が真っ暗になって、そしてローソクの光にすれば見えていたものが見えなくなって、見えなかったものが見えてくる。ましてその夜がクリスマスイブであれば魔法も極上。大停電だって言うのに誰もパニックにもならず、大騒ぎしないのが不思議だけど、そんな野暮なこといわずにそれぞれのお話に耳を傾ければなんだかほんわか。 ろうそくの光に託して普段まともに目もあわさない人とじっくり向かい合うのもいいかななんて。 |
Shall we
Dance?(ピーター・チェルソム) |
2007/03/25
08:08 |
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ストーリー | 美しい妻と娘との生活にちょっとギクシャクしたものを感じていた中年男性が、通勤途中の電車から見えたダンススクールの窓辺に佇む美しい女性にひかれ、スクールの門を叩く。そして踊ることの楽しさに目覚めた彼の退屈な日々はイキイキと変化していき…。 | |||
出演 | リチャード・ギア | ジェニファー・ロペス | スーザン・サランドン | |
この映画にいくら出せますか? | 選んでください〜〜1500円 | |||
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ |
コメント | リチャードギアがくたびれた中年ていうのはどうも違和感が付きまとい、タキシード姿に赤いバラがぴったり。作品としては周防監督の役所広司と草刈民代の雰囲気が今となっては侵しがたい適役。そして竹中直人・渡辺えり子などの個性がなんと際立っていたことか。だけどサランドンとの夫婦関係などにはアメリカらしい解釈があって、原日出子演じるただくたびれたおばさんが夫にもまぶしいキャリアウーマンになっていてその二人のありようが面白かった。最近テレビでシャルウイ・ダンス番組をよく見たのでそのブームのきっかけとなった映画を見ようと思ったもの。なんかダンスって楽しそう。 |
東京タワー(源孝志) |
2007/03/24
05:52 |
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ストーリー | 売れっ子CMプランナーの妻、詩史(黒木瞳)は、20の年齢差がある透(岡田准一)と出会い、恋に落ちた。それから3年、透と詩史は密やかな愛を重ね続けていた。透の友人である耕二は、同世代の恋人がいながら、主婦の喜美子と付き合い始める。夫への不満を爆発させる喜美子も、耕二の目には愛おしく映る。しかし、求め合う気持ちが強まるにつれ、心の均衡は崩れていく。やがて二組の恋人たちに、ひとつの終わりが訪れる。 |
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出演 | 岡田準一 | 黒木瞳 | 寺島しのぶ | |
この映画にいくら出せますか? | 1500円〜〜1500円 | |||
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ |
コメント | なんていっても黒木瞳がきれいで岡田準一がカッコイイ。そりゃ恋にも落ちるでしょう。ひと時なら。松本くんと寺島しのぶもまた味わいが。現代っ子らしい若者と現状不満だけど肯定、しかも打破願望主婦の支離滅裂な恋もなかなか。したたかでめげるどころかどんどん恋を肥やしに成長して行きながら、逆に若者をとりこにするような魅力を放ち始めるのが素晴らしい。 明日心が離れるかもしれない予感の恋にかける黒木には現実味が乏しいけれど寺島の恋には共感できるかも。もう少し若ければ、、、。 |
海猫(森田芳光) |
2007/03/24
05:31 |
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ストーリー | 80年代の函館。ロシア人の父を持つ野田薫(伊東美咲)は、透けるような白い肌と青い瞳から、周囲の冷たい視線に晒されていた。そんな薫を、峠を越えた村の漁師、赤木邦一(佐藤浩市)は逞しく温かい愛で包み、薫を妻に迎える。慣れない漁に取り組みながら、長女を産んだ薫。しかし、その頃から邦一との関係は微妙に崩れはじめた。孤独に耐える薫を、結婚当初から見つめていたのが、邦一の弟、広次(仲村トオル)だった。やがて、薫の中で広次の存在が大きくなっていく…。 | |||
出演 | 伊東美咲 | 佐藤浩一 | 仲村トオル | |
この映画にいくら出せますか? | 選んでください〜〜1000円 | |||
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ |
コメント | きっと原作はもっといいんだろうなという気がしてしまった。 だってコレでは何が描きたかったのかわからない。きっと美咲の濡れ場が見せ場であったのかもしれないけれど、それだけを期待してみる人ばかりじゃないんだから。 佐藤浩一がコメントで佐藤も仲村も裸でがな場っているといっていたのが面白い。 それにしても3代にわたる女の壮大なドラマになるはずが焦点の当て方をまちがえたためにどこにも共感もてない作品になってしまった。三田佳子やミムラ・蒼井優、白石加代子などじっくり見たい演技派が揃っていたのにもったいない。 |
スーパー・サイズ・ミー(モーガン・スパーロック
) |
2007/03/10
16:26 |
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ストーリー | 1か月間、すべての食事をマクドナルドのメニューで摂っていたら、体はどうなるのか?
そんな疑問に、スパーロック監督が自らの肉体をもって体験し、答える超異色のドキュメンタリー。食べ始めて数日後の嫌悪感を通り過ぎると、やがて麻薬のように欲する“マック食”の中毒性が明らかになる。最初は実験を軽視していた医師や、スパーロックのベジタリアンの恋人も、彼のあまりの体調の悪化に、マック食を止めさせようとするのだが…。 体重はもちろん、肝臓などの数値の変化は衝撃的だが、同じ食事を繰り返すことが精神にも悪影響を与えるという点が興味深い。さらに驚くのは、監督のマック食と並行して迫っていくアメリカ人の食生活。何かと「スーパーサイズ」を選ぶように仕組まれたファーストフードに対する警鐘だけでなく、各地の学校における給食の実態には、けっこうびっくり。マクドナルドや給食を出す会社など、企業への批判をこうして映画にして、ヒットさせてしまうというのもアメリカの特殊な社会性だろう。偏食の恐ろしさを目の当たりにしながらも、本作を観ていると、何となくマック食がおいしそうに見えてくる…。それも不思議 |
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出演 | モーガン・スパーロック | |||
この映画にいくら出せますか? | 1000円〜〜1500円 | |||
音楽 | ストーリー | 映像・演出 | 俳優 | 総合評 |
☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ |
コメント | 中学のPTAの父兄が企画してくださった。誘われて見に行ったがホームシアターのような人数しかいなくて拍子抜け。 それにしても監督・主演の身体を犠牲にしたモーガンの勇気には感心する。リポートの検証については取り沙汰されている面もあるらしいが、ゴアさんの不都合な真実同様直視していま解決に取り組まなければいけないという提言の切実さを訴える効果は充分に発揮した。それにしてもとりすぎにしてもそのとりすぎの量が想像を超える数値。いくら利潤を追求するにしてもひどすぎる。『華氏911』(マイケル・ムーア) 同様正々堂々とマスメディアに実在の企業名を出したり、人物を出して告発できる自由さにも驚かされる。 |